グラブル刀剣乱舞コラボの日ログインボイスネタバレ前編
2017年9月22日公開 2017年11月6日更新
グラブルの刀剣乱舞コラボは終了しましたが、コラボ中毎日ログインボイスのようなやり取りをしていたのでまとめておきます。
今回は1~7日目まで。
ネタバレ注意。
8日目から12日目まではこちら
1日目
和→和泉守兼定
陸→陸奥守吉行
鶴→鶴丸国永
和「違う世界か……いきなりそんなこと言われてもすぐには信じがたいぜ。」
陸「普段から時間を超えゆうわけやし、世界を超えることもあるかもしれんぜよ。」
和「いやいや、それとこれとは話が別だろ。」
鶴「刀だった俺達がこうして人の身を得てるくらいだ。世の中何が起きても不思議はないぜ。」
和「それはそうかもしれねえが……それでもやっぱり驚くだろ?」
鶴「もちろん驚いているさ。」
陸「わしもじゃ。珍しく意見が一致したのう。」
鶴「そりゃ良かった。幸先がいい!」
和「このまま順調に進むといいがな。
……ともかく、気を引き締めていこうぜ。」
2日目
鶴→鶴丸国永
陸→陸奥守吉行
鶴「このきくうていってのには本当に驚かされたな!」
陸「まっことすごいもんじゃ!ぐらんさいふぁーっちゅう名前もなかなかくーるぜよ。
空を飛ぶ船なんて、龍馬でも想像つかんかったじゃろうなあ……
いったい、どういう仕組みで飛びゆうがやろうか?」
鶴「そのことだが、陸奥守。俺は、気になっていることがある。」
陸「なんじゃ?」
鶴「この船が空を飛ぶのは船か空、どちらかに秘密があるのかってことだ。」
陸「船か空?どういうことじゃ?」
鶴「つまりな、ここが違う世界だとすれば、空自体が、俺達の知っているものとは違うって可能性もある。」
陸「ほお!言われてみれば確かにそうじゃ!」
鶴「しかし流石に、飛び込んで確かめてみるわけにもいかないからな。」
陸「んー、それはそうじゃが……
……あーいかん!気になって仕方なくなってきたぜよ!」
鶴「そうだろう?」
陸「こういうのは、この世界のもんに聞くのが一番じゃ!行ってくるぜよ!」
鶴「ははは、流石の行動力だな。」
駆けていく陸奥守吉行の後ろ姿に、鶴丸国永は声を上げて笑うのだった。
3日目
和→和泉守兼定
骨→骨喰藤四郎
和「なあ、骨喰。」
骨「なんだ?」
和「お前は、第一部隊の所属だ。オレ達がこうして一緒に出陣するのも珍しいことだよな。」
骨「そうだな。」
和「あー……第一部隊の隊長は山姥切だろ?」
骨「そうだ。」
和「だが、今はオレが隊長だからな……普段と比べて、何か不自由なこととかはないか?」
骨「……特に感じない。」
和「そうか?
でもまあ、何か気づいたことがあればいつでも言ってくれ。」
骨「わかった。」
和「おう!よろしく頼むぜ。」
4日目
陸→陸奥守吉行
山→山姥切国広
陸「ほお~!この世界には色んな種類の武器があるんじゃな~」
武器屋に陳列された品物の数々を前に陸奥守吉行は興奮した声を上げる。
山「…………」
陸「見い!銃もこじゃんとある!
おお……この銃は大きいのう。
じゃが、やっとうと一緒に扱うにはちと邪魔じゃな……」
山「……陸奥守。お前、さっきから銃ばかり見ているな。」
陸「いかんか?」
山「いや……別に、好きにすればいいと思うが……」
陸「じゃってのう、こんな色々な銃を見る機会なんてそうはないぜよ。山姥切は興味ないがか?」
山「ないな。」
陸「つまらんのう。
じゃあこっちはどうじゃ?
剣、槍、斧……刀の他にも色々あるぜよ。」
山「……見ても仕方ないだろう。
どれだけ世界に名剣名刀があふれていようと俺は、山姥切国広でしかない。」
陸「ははっ!そりゃそうじゃ!ええこと言うのう!」
明るく笑った陸奥守吉行は顔を背ける山姥切国広の背中を勢いよく叩くのだった。
5日目
鶴→鶴丸国永
骨→骨喰藤四郎
鶴「…………」
骨「鶴丸、どうかしたのか?」
鶴「お、骨喰か。別にどうもしないぜ。」
骨「珍しく静かだ。」
鶴「ははは!そうか?今自分が飛んでいる空を眺めていたんだ。
言ってみれば驚きを噛みしめていたってところだな。」
骨「そうか。」
鶴「こうして空を飛んだ今、俺もめでたく鶴に近づいたってもんだ。」
骨「ああ。」
鶴「おっ、見ろ骨喰!あの雲の形、鶴に見えないか?」
骨「…………
ああ、わかった。翼を広げているところか。」
鶴「そうだ。他にも何かないか……」
骨「あっちの雲……ビィの形だ。」
鶴「お……?
ああ!言われてみればそう見えるな。なるほど……
骨喰、お前は存外洒落た会話ができるんだな。」
骨「……そうか?」
鶴「ああ。こりゃあなかなかいい驚きをもらったぜ。」
鶴丸国永は、骨喰藤四郎の顔を見て満足げに微笑むのだった。
6日目
山→山姥切国広
三→三日月宗近
山「三日月、お前はあの星晶獣の中に取り込まれている間、どうしていたんだ?」
三「ふむ……特に何もしていなかったぞ。」
山「何も……?あの中はどうなっているんだ?」
三「それを説明するのは難しいが……
そうだな、真っ暗な空間に意識だけが存在しているような感じだ。」
山「意識だけ……?身体は?」
三「身体の感覚はなかったな。」
山「そうか……」
三「あのままでは、意識もそれほど長く保てなかったかもしれん。」
山「な……そうなのか!?」
三「ははは。危ないところだったな。」
山「笑いごとではない!どうしてお前は、そんなに暢気なんだ。」
三「いやなに、こうして無事に出てこられたのだから良いではないか。」
山「それはそうだが……
まあ、出てこられて良かったな。……本当に。」
三「ああ。お前達皆のおかげだ。」
山「……ふん。」
山姥切国広は、その表情を隠すように顔を背け、いつもより少し強く白い布を引っ張るのだった。
7日目
和→和泉守兼定
鶴→鶴丸国永
和「…………」
鶴「どうした?和泉守。」
和「いや……これまでの出陣も楽なもんなんてなかったが、こういうのは初めてだと思ってな。」
鶴「こういうの、とは?」
和「主と連絡も取れず、いつ戻れるかもわからねえ。」
鶴「ああ……むしろ、どうやって戻るかがわからないからな。」
和「主の方ももちろん、今のオレ達の状況は把握してねえだろうし……流石に心配してるのかね。」
鶴「いつもの涼しい顔のままかもしれないぜ?」
和「主は冷静だからな。」
鶴「まあどちらにせよ、俺達のやることは変わらないだろ?」
和「そりゃそうだ。さっさと全部片付けて、いい報告をしに帰らねえとな。」
まとめ
今回は7日目まででした。13日目まであるのでそれだけでも公式を超えてそうですね…。