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グラブル刀剣乱舞コラボ「閉幕」本編、あらすじネタバレ

2017年10月6日公開 2017年11月6日更新
今回は「閉幕」のまとめになります。あらすじと本編はエピソード4まであります。
言うまでもなくネタバレです。

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第六話「切札」はこちら

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あらすじ

ルリアによって、星晶獣は再び封印される。骨喰藤四郎は、弟子から聞いた伝承からヒントを得て、神殿に封印の剣を取りに行っていたと言う。刀剣男士達は、人々が繋いできた記憶、剣の伝承に助けられたことに不思議な縁を感じる。こんのすけが、元の世界と繋がる時空の穴を出現させると、刀剣男士達は、共に戦ってくれたことをグラン達に感謝しつつ、穴をくぐり元の世界へと帰っていくのだった。

本編 「閉幕」

和→和泉守兼定
ル→ルリア
陸→陸奥守吉行
鶴→鶴丸国永
骨→骨喰藤四郎
山→山姥切国広
三→三日月宗近
こ→こんのすけ

アマツマウラ「グ、グォォーー……!」

和「よし、ここまで弱らせれば……!」

ビィ「ルリア!いけるか!?」

ル「はい!今ならいけそうです!」

アマツマウラ「グォォ……」

ル「ぷはぁっ……封印、できましたぁ……!」

ビィ「やったなぁ!!これでもう安心だぜ!」

陸「はぁー!えらい戦いじゃったなー」

鶴「まあ、無事にすんで良かったじゃないか。
それはそうと骨喰。
どうやってあいつの弱点を知ったんだ?」

骨「鍛冶場を出る前に、弟子の男から話をきいた。」

山「それは、俺達が聞いたあの星晶獣にまつわる話とは別なのか?」

骨「別ではない。続き、と言える。」


骨喰藤四郎はお茶を淹れると言って出て行った弟子の後を追う。

骨「…………」

弟子「あれ?どうかしたんですか?」

骨「手伝う。」

弟子「ああ、ありがとうございます!」

骨「さっきの話だが。もう少し聞きたい。」

弟子「さっきの……?アマツマウラさまのお話ですか?」

骨「ああ。」

弟子「興味ありますか?」

骨「……わからないがもう少し知りたくなった。」

弟子「うーん、有名な話はさっき師匠がしていたものですが、他にあるとすれば……
ああ、そうだ。封印の剣のお話もあります。」

骨「封印?」

弟子「人々は、荒ぶるアマツマウラさまに大層困っていたのですが、最初どうにもならなかったんです。
アマツマウラさまが生み出した、この空の武器ではアマツマウラさまに傷をつけることはできなかったから。
しかし、最後に生み落とされた一振りの剣だけが例外でした。
その剣によって傷ついたアマツマウラさまは、結局あの神殿に祀られるようになったそうです。」

骨「それが、封印の剣か。」

弟子「はい、神殿に祀られているのがその剣だと言われています。」

骨「そうか。」

弟子「参考になりましたか?」

骨「ああ。人が伝えていく記憶とは興味深い。」

弟子「はい?」

骨「気にしないでくれ。」

弟子「……実はこの話、村の大人達はあんまり好きじゃないみたいなんですよね。」

骨「何故だ?」

弟子「さあ……よくわかりませんが神様を傷つける、とかそういう表現が罰当たりだからですかね。
でも、俺は実は気に入ってるんです。
いつか、父を、師匠を超えろという職人の教えに通じる気がするから。」

骨「……そうか。」


和「なるほど。その伝承を聞いて、封印の剣を取りに行ったってわけか。」

鶴「剣の伝承とはな。不思議な縁があるもんだ。」

三「ああ。人々の記憶に助けられたな。」

山「そうだな。」

陸「ああっ!!」

山「っ!?」

和「どうした!?何大声出してやがる!」

陸「わしら、目の前のことに夢中になってあの星晶獣を封印していもうたぞ!?」

和「そんなことはわかってる!だからなんだってんだ!?」

陸「わしらが元の世界に帰る手がかりはあいつにあったがじゃないがか!?どうなるんじゃ!?」

和「あ……」

こ「ご心配なく!それについてはたった今解析が終わりました。」

三「おお。」

こ「元の世界と繋がりました。今のうちに行きましょう!」

山「この穴を通れば、戻れるのか。」

こ「元々、時間遡行軍によって歪められた時空と、強い武器を求めるあの星晶獣の力が作用し合い……
本来なら重なるはずのない別の世界同士が繋がってしまったのだと思われます。」

陸「あー……難しいことはよくわからんのう。」

三「ははは。戻れるのならば良いではないか。」

和「はあ……何はともあれ、これでやっと主に報告ができそうだ。」

鶴「こんのすけ、向こうとこっちを繋ぐこの時空の穴は、いつでも開くことができるのか?」

こ「それは無理です。
今は、先程封印された星晶獣の力の残滓によってなんとか繋がっていますが一度閉じればそれっきりです。」

山「普通ならばありえないはずのことだと言うのなら、そういうものだろう。」

骨「仕方ない。」

三「ふむ……」

その時、三日月宗近がふと背後を振り返る。

三「おお、あれは……」

鶴「三日月、どうかしたか?」

三日月宗近の視線の先、蒼い空に一筋の煙が立ち上っている。

骨「あの方向には、鍛冶場がある。」

和「そうだな。槌の音は流石に聞こえねえが……」

陸「結局、色々と助けられたのう。」

ビィ「そういえば、兄ちゃん達はやたらと鍛冶職人に興味を持ってるけど何か理由があるのか?」

三「ははは!」

ビィ「おいおい……笑ってるだけじゃわかんねぇよ。それに結局、兄ちゃん達が何者なのか、説明してもらってねぇぞ!?
また今度って、この前言ってたじゃねぇか!」

鶴「そういえばそうだったな。じゃあ今から……」

こ「そんな時間はありません!この時空の継ぎ目もどれほどもつかわかりません。」

和「ってわけだ。悪いが、オレ達はもう行かないとならねえみたいだ。」

ビィ「ええっ!?」

ル「そんな……もうお別れってことですか!?」

陸「そうじゃなあ。でも、おまんらとのことは忘れんぜよ。」

和「世話になったな。グラン達がいなかったらどうなっていたかわからねえ。」

山「共に戦ってくれて助かった。」

骨「ありがとう。」

ビィ「兄ちゃん達……」

鶴「名残惜しいなら、お前は一緒に来るか?」

ビィ「ええっ!?オイラが!?」

鶴「陸奥守も興味津々だったし、西洋の龍とは確かに珍しい。
本丸にいる他の奴にも見せてやったら喜ぶかもしれないからな。」

ビィ「ホンマル?
って、そんなことよりオイラは見世物じゃねぇぞ!」

三「ふむ、皆への良い土産になりそうだ。」

ル「はわわ、ミカヅキさんまで!」

三「ははは、冗談はここまでにするか。
本当に世話になった。達者でな。」

ル「……はい。私達も忘れません。」

こ「では、行きましょう。」

三「ふむ、そうしよう。」


ル「はぁ……行っちゃいましたね。」

ビィ「結局、あいつらが何者だったのかはわからないままだけどなぁ。」

ル「ふふっ、いいじゃないですか。皆さん、優しくて強くって、素敵な人達でしたよね。」

ルリアに応えるように、グランも朗らかに微笑み、目を細めて蒼い空を見上げる。
不思議なえにしで結ばれた挿話はかくして、ここでその幕を閉じることとなったのだった。

「活劇 刀剣乱舞 ~蒼天のえにし~」
ーーー了

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