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グラブル刀剣乱舞コラボ第五話「伝承」本編、あらすじネタバレ

2017年10月3日公開 2017年11月6日更新
今回は第五話「伝承」のまとめになります。あらすじと本編はエピソード4まであります。
言うまでもなくネタバレです。

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「束の間、安閑に至りて」はこちら

shironegu.hatenablog.com

 

 

あらすじ

エピソード1

刀剣男士達は元の世界に戻る方法について話し合う。しかし、こんのすけによれば、審神者との連絡はやはり取れず、自分たちだけでなんとかするしかないという。刀剣男士達は、元の世界でも気配を感じた星晶獣が鍵であると推測するものの、対峙した際にまともに動くことができなかったことに頭を悩ますのだった。

エピソード2

グラン一行は、星晶獣を再び村の神殿に封印しなおすことができるのではないかと思い至り、更なる情報収集のため、鍛冶職人と弟子に話を聞くことにする。一行が聞こえてきた槌の音を頼りに鍛冶場へと顔を出すと、鍛冶職人と弟子は何かを鍛えている途中だったらしく、手を止めて一行を中へと招き入れてくれるのだった。

エピソード3

鍛冶職人によれば、鍛冶の神アマツマウラは全空のすべての武器を生み出したと言われているという。こんのすけは、刀剣男士が星晶獣を前に動けなくなったことと因果関係がありそうだと考える。三日月宗近は自分達が動けなくなったのは、最初に自分が空の世界へと飛ばされた際、星晶獣との間に縁が結ばれたせいであり、故に最初に接触しなかった山姥切国広だけは動けたのだろうと推測する。

エピソード4

骨喰藤四郎が鍛冶職人の弟子を追って出ていった後、刀剣男士達はアマツマウラが強い武器を求めるという性質ならば、自分たちが星晶獣をおびき寄せる餌になれるのではないかと推測する。その時、激しい物音が聞こえてくる。グラン一行が鍛冶場の外に出ると、骨喰藤四郎が時間遡行軍の襲撃に応戦しており、すぐに助けに入る。

本編 第五話「伝承」

エピソード1

和→和泉守兼定
陸→陸奥守吉行
山→山姥切国広
骨→骨喰藤四郎
鶴→鶴丸国永
三→三日月宗近
ル→ルリア
こ→こんのすけ

和「おい、そこをあけてくれ。」

陸「なにを言いゆう。これはそっちに戻すんじゃろ?」

和「はあ?どうかんがえても違うだろ。それはあっちに置くんだよ!」

山の中にある小さな家に賑やかに言い争う声が飛び交う。

陸「あーあ、いやじゃいやじゃ!おまんはなーんもわかっちゃあせんのう!」

和「んだとぉ!?」

山「おい。言い争ってないでさっさと片付けろ。」

骨「山姥切、そこをどいてくれ。」

山「……すまない。」

鶴「なぁ、もうこの建物自体を壊して、いっそ一から建てなおした方が良くないか?」

山「鶴丸、ふざけている場合か。」

鶴「いや、俺は大真面目だぜ?こんなにぼろぼろじゃ片付け甲斐も何もあったもんじゃない。」

三「そう言うな鶴丸。これもなかなか趣があって良いと思うぞ?」

鶴「……三日月。お前はさっきからそこに座っているだけで少しも手伝っていないじゃないか。」

三「いやなに、休憩をしているだけだ。」

鶴「星晶獣とやらの所為で荒れてしまったこの家の片付けを手伝うのはいいが……
一番世話になったのはお前じゃないのか?」

三「うむ。良いところだろう?」

山「……やめろ鶴丸。無駄だ。」

鶴「……そうだな。」


和「よし。だいたいこんなもんでいいか。」

荒れていた小屋の片付けを終えた一行は集まって一息吐く。

三「おお、綺麗になったな。」

陸「三日月は結局ほとんど何もせんかったけどのう……」

ビィ「なあ、そういえば兄ちゃん達は遠いところから来たって言ってたけど、これからどうするんだ?」

ル「そうですね。はぐれていたミカヅキさんとは無事に合流できましたし……」

鶴「そうだな。」

陸「その、戻る方法が次の問題ってところじゃな。」

和「三日月は見つけたが、このまま本丸に戻ることができなけりゃ任務が成功したとは言えねえしな。」

山「こんのすけ、何か情報はないか?」

こ「やはり主さまとの連絡はとれません。なんとか、元の世界に戻る方法を我々だけで見つけなければ……」

骨「戻る方法は、本当にあるのか?」

三「なに、来ることができたのだ。戻る方法もあるはずだ。」

山「そんなに単純な問題だとも思えないが……」

鶴「でも一理あるぜ。そう思って動いて損はない。」

こ「皆さんが言うように、元の世界でもあの星晶獣の気配を感じたのなら、やはり鍵は星晶獣かと思います。」

陸「となると、結局あの化物ともう一度対峙せんといかんちゅうことじゃな。」

鶴「しかし、あいつの前だと本来の力が十分発揮できなかったじゃないか。」

和「ああ……あれじゃあ対抗するどころか、自分の身すら満足に守れねえ。」

和泉守兼定は、悔しげに拳を握りしめる。

エピソード2

陸→陸奥守吉行
ル→ルリア
和→和泉守兼定
山→山姥切国広
鶴→鶴丸国永
こ→こんのすけ
鍛冶→鍛冶職人

陸「厄介じゃなあ……何か対抗策はないんか?」

ル「でも、私達は動くことができました!
今度もまた、私が星晶獣を抑えますから……」

和「あと、動けたのは山姥切だったな。」

山「ああ。だが正直、本調子には程遠かった。あれでは倒すことができるかどうか……」

ビィ「なあ、そういやあの星晶獣は村の神殿に封印されてたんだろ?
そんなら、もう一度封印し直すことはできねぇのか?」

鶴「なるほど。ありえそうな話だな。」

和「だが、オレ達はあの星晶獣ってやつについては専門外だ。判断できねえ。
どうだ?できそうなのか?」

ル「確かなことはわかりませんが……もしできるとすれば、鍵はその神殿にあると思います。」

ビィ「そうだな。あの星晶獣を神殿におびきよせることができれば……」

こ「あの、ご提案があります。」

和「どうした、こんのすけ?」

こ「もう少しその神殿や星晶獣について調べる必要があるかと思いますですので……
鍛冶職人の方達にもっと詳しく話をきいてみてはいかがでしょうか?」

陸「なるほど、そりゃあそうじゃ。まずは情報がなけりゃあ戦いはうまくいかん。」

和「それなら早速話を聞かせてもらいてえところだが……二人の姿が見えねえな。」

ル「お二人ならさっき外に……」

聞こえてきた金属を打つ音に一行は顔を見合わせた。

陸「あの音は……」


鍛冶「こら!また偏っとるぞ!」

弟子「すみませんっ!」

一行が工房へと顔を出すと、中では二人が、汗を流して槌をふるっていた。

鍛冶「ほれ、力が入らなくなってきておるぞ!」

弟子「はいっ!」

三「ふむ……どうやら何かを鍛えておるようだな。」

鍛冶「……おや?皆さん、お揃いで。」

ル「ごめんなさい。お邪魔をするつもりは……」

鍛冶「いえ、お気になさらず。ちょうどキリもいい。中へどうぞ。」

鶴「そりゃありがたい。前に来た時は炉に火も入っていなかったし、近くで見たいと思っていたんだ。」

一行は、鍛冶場に足を踏み入れ、興味深く辺りを見渡す。

エピソード3

和→和泉守兼定
鍛冶→鍛冶職人
陸→陸奥守吉行
ル→ルリア
こ→こんのすけ
山→山姥切国広
三→三日月宗近
骨→骨喰藤四郎
鶴→鶴丸国永

弟子「それじゃあ俺、今のうちに井戸で水をくんできます。」

出ていった弟子と入れ替わりに中に入った一行は、改めて鍛冶職人に向き直る。

ビィ「オイラ達、おっちゃんに聞きたいことがあるんだ。」

和「あの星晶獣……村で祀られてる神様ってやつについて知っていることを教えてほしい。」

鍛冶「アマツマウラさまのことですね。私にわかることでしたら何でもお話ししましょう。」

陸「おお、そりゃあ助かるぜよ!」

鍛冶「ご存じかもしれませんが、アマツマウラさまは、鍛冶の神様です。
この全空に存在する全ての武器を生み出したとも言われております。」

ル「全ての武器を生み出した……」

鍛冶「ですから、私達鍛冶職人は、アマツマウラさまに祈って、武器をお貸しいただいているだけ……
この島では、そう考えられてきました。」

こ「なるほど。その伝承が真実なら……
あの星晶獣を前に皆さんの動きが制限されたことに、何か因果関係がありそうですね。
武器を生み出す神だという星晶獣が、何らかの力を使い、刀剣男士である皆さんに干渉し力を弱めた……
そのように考えられそうです。」

陸「けんど、そうやとしてなんで山姥切だけは動けたんじゃ?」

山「……俺が写しだからか……」

和「そんなこと、関係あるのか?」

三「それはおそらく、最初に奴と接触していないからではないか?」

山「……何?」

三「我々が元の世界であの気配を感じた時、山姥切はいなかったからな。」

骨「三日月がいなくなった時のことか。」

三「そうだ。おそらくあの時に、俺達とアレとの間に何か縁のようなものが結ばれたのだろう。
それこそ、俺がこちらの世界へと渡ってしまう程のものが、な。」

山「そんなことが……」

鶴「まあそれは置いておくとして……鍛冶師殿、他に何かないか?」

鍛冶「そうですね……アマツマウラさまが村に祀られるようになる前の話があります。」

鶴「どんなものだ?」

鍛冶「ありとあらゆる武器を生み出していたアマツマウラさまですが、それがいつの頃からか……
自分が生み出した武器を求めて彷徨い、人々を、特に強い武器を手にした強者達を襲うようになったそうです。」

弟子「その怒りを鎮め、本来の役割を思い出してもらうため、鍛冶の神様として祀ることになった、ですよね。」

鍛冶「……戻ったのか。ああ、その通りだ。」

弟子「両親からも師匠からも何度も聞かされた話です。」

和「なるほどな。この島で、語り継がれてきた話ってわけか。」

弟子「あ、皆さんお揃いですし、お茶でも淹れましょうか。」

骨「……俺も行こう。」

弟子二続き、骨喰藤四郎も鍛冶場から出ていった。

エピソード4

ル→ルリア
鶴→鶴丸国永
三→三日月宗近
山→山姥切国広
和→和泉守兼定
陸→陸奥守吉行

ル「あれ?ホネバミさんも行ってしまいましたね。どうかしたんでしょうか?」

弟子と共に鍛冶場から出て行った骨喰藤四郎を見て、ルリアが首を傾げる。

鶴「気にしなくても大丈夫だ。」

三「うん……ここは少々居心地が悪かったのやもしれんな。」

三日月宗近は、炉で燃える火にちらりと視線を投げて言う。

ビィ「なんでだ?何かあったか?」

三「いや、気にしないでくれ。」

ビィ「んん?どういうことだ?」

山「話を戻すぞ。」

陸「そうじゃな。で?結局、あんまり参考になりそうな話はなかった気がするが……」

和「そうでもねえ。
あの星晶獣が、強い武器を探しているというなら、オレ達自身が奴をおびき寄せる為の餌になれる。」

鶴「じゃあ俺達で祭囃子でも奏でながらこの島を練り歩いてみるか?きっとあいつも出てくるだろう。」

陸「おお!そりゃあ楽しそうじゃ!」

三「ははは。なかなか良い案だ。」

和「……まあいい。それで、結局はその星晶獣を神殿まで……」

山「っ!?」

刀剣男士達は突然、はっとした顔で刀の柄に手をかける。

和「この気配は……!」

陸「外じゃ!」

聞こえてきた激しい物音に一行は一斉に鍛冶場の外へと駆け出す。


時間遡行軍「ーーー!」

弟子「うわぁっ!?」

骨「はっ!」

時間遡行軍「ーーー!?」

骨「やっ!」

外には、弟子を庇いながら時間遡行軍と一人で交戦する骨喰藤四郎の姿があった。

骨「く……っ!」

和「骨喰っ!!」

ビィ「やべぇぞ!すぐに加勢しねぇと!」


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