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グラブル刀剣乱舞コラボ「束の間、安閑に至りて」本編、あらすじネタバレ

2017年10月2日公開 2017年11月6日更新
今回は「束の間、安閑に至りて」のまとめになります。あらすじと本編はエピソード4まであります。
言うまでもなくネタバレです。

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第四話はこちら

shironegu.hatenablog.com

 

あらすじ

ついに三日月宗近が解放される。星晶獣は逃げるが、一行は苦戦も鑑みて後を追わない。やがて鍛冶職人も目を覚まし、三日月宗近との再会を喜び合う。三日月宗近が星晶獣に取り込まれたのは鍛冶職人を庇ったせいだと判明すると、鶴丸国永は守るべき歴史と隔絶したこの世界でそこまでする必要があったのかと問う。三日月宗近は、違う世界でも目の前の人を守ろうとするのは間違いではないと答えるのだった。

本編 「束の間、安閑に至りて」

三→三日月宗近
和→和泉守兼定
山→山姥切国広
陸→陸奥守吉行
鶴→鶴丸国永
骨→骨喰藤四郎
ル→ルリア
鍛冶→鍛冶職人

アマツマウラ「グ、ガガァァッ!?」

ビィ「やったか!?」

???「ははは。うまくいったようだな。」

三「うむ、久しぶりの外だ。」

和「三日月!」

三「おお。皆も元気そうだな。」

山「どこをどうみたらそうなる!
今はそれよりも……」

アマツマウラ「グウゥゥ……」

陸「あっ!逃げるぞ!?」

鶴「今は追いかけるのは得策じゃないんじゃないか?」

和「……そうだな。オレ達はあいつの前に無力だった。策もなく追うのは危険だ。」

三「それではこれで終わりか?」

山「……お前はまったく……ほら。」

溜息を吐いた山姥切国広は三日月宗近の刀を本人に押しつける。

山「ちゃんと持ってろ。」

三「おお、すまんな。」

和「とにかく、無事合流できて良かったぜ。」

三「うむ。世話をかけたようだ。」

骨「何ともないのか?」

三「そうだな……特におかしなところはなさそうだ。」

陸「無事で何よりじゃな。」

三「ははは。皆のおかげだ。それにおぬし達にも……」

三日月宗近は、グラン達の方へゆっくりと顔を向ける。

三「随分と世話になったようだ。礼を言うぞ。」

ビィ「ははっ!オイラ達は別にたいしたことはしてねぇよ!な、グラン!」

ル「ふふっ!無事にミカヅキさんと会えて良かったですね!」

そうして一行が、安堵の表情で笑い合う中ーー

鍛冶「……うんん、私は……?」

ル「あ……おじさんが目を覚ましましたよ!」

陸「おお、ちゃんと起きたかあ。良かったな、山姥切。」

山「……ふん。」

ビィ「おっちゃん、大丈夫かぁ?」

鍛冶「うむ……私はいったい……?」

三「鍛冶師殿、無事で何より。」

鍛冶「っ!!ミカヅキ殿!?ミカヅキムネチカ殿、ご無事だったのですか!?」

三「ああ、この通りだ。」

和「おい三日月。いったい何があったのか説明してくれ。」

鶴「そうだな。無事だったのはいいが、お前はなんだって、あの星晶獣の中にいたんだ?」

三「せいしょうじゅう?」

骨「さっきのあやかしのことだ。」

三「おお、あれはせいしょうじゅうと言うのか。」

山「何があった?」

三「大したことはない。奴の前では、どうにも身体がうまく動かなくてな。」

和「三日月もだったのか。」

三「ああ。それで遅れをとってしまった、というわけだ。」

鍛冶「いえ、そうではありません!」

陸「ん?なんじゃ?」

鍛「ミカヅキ殿は、私と弟子を守ってくださったのです。私達を庇って……」

三「だとしても、俺の力が及ばなかったことに違いはあるまい。」

鍛冶「しかしっ……!」

和「あー……もういい。だいたいわかった。想像はつく。」

鶴「なるほど……だがなあ、三日月。」

三「どうした?鶴丸。」

鶴「どうやらここは、俺達が守るべき歴史とは隔絶した世界のようだぞ?」

三「そのようだな。」

鶴「気が付いていたのならなおさら、お前がそこまでする必要はあったのか?」

淡々とした調子で紡がれる鶴丸の問いに、三日月宗近は穏やかに微笑んだ。

三「俺達の使命は、歴史を守ることだ。」

鶴「ああ、そうだな。」

三「歴史とはすなわち、それを紡ぐ人々……人間を守ることではないか?
だから、違う世界であろうと、目の前の人間を守ろうと手を伸ばすことは間違いではない。
俺はそう思っているぞ?」

鶴「ははははっ!それはもっともだな。」

和「まあそりゃあいいが、刀を手放したのはどういうわけだ?流石に不用心なんじゃねえか?」

山「いや、そうとも言い切れない。」

陸「どういうことじゃ?」

山「刀が外にあったからこそ、三日月は戻ってこれたような気がする。あくまで結果でしかないが……」

三「ははは。幸運だったな。」

山「……笑いごとではない。」

三「すまんな、しかし俺は、鍛冶師殿なら、きっと俺の刀を守ってくれると思ったのだ。」

鶴「……なんだかんだ言って、お前はただ、彼を助けたいと思った。それだけなんだろう。
そういうの、俺はいいと思うぜ。」

三「ふむ、そうだな。」

陸「ああ、それやったらわしもわかる気がするぜよ。」

刀剣男士達は、互の考えを確かめ合うように笑顔を交わす。
しかし、その場の全員がそれを理解したわけではなかった。

ビィ「なぁ……兄ちゃん達、ちょっといいか?」

和「なんだ?どうかしたか?」

ビィ「あの……兄ちゃん達って、いったい何者なんだ?歴史を守る、とか……」

鶴「はははっ!それは長い話になりそうだ!またの機会にしてくれ。」

ビィ「おいおい!気になるじゃねぇか!ズルいぞ!!」

三「はっはっは。よきかなよきかな。」

ビィ「何がだよ!全然よくねぇよ!」

心地よく緩み広がる賑やかな空気に、グランも笑顔をこぼすのだった。


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