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グラブル刀剣乱舞コラボ第一話「邂逅」本編、あらすじネタバレ

2017年9月28日公開 2017年11月6日更新
今回は第一話「邂逅」のまとめになります。あらすじと本編はエピソード4まであります。
言うまでもなくネタバレです。

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あらすじ

エピソード1

ある日、グラン一行は大層腕がいいと評判の鍛冶師を訪ね、とある島を訪れる。町の武器屋で鍛冶師のことを尋ねてみると、山の中に工房を構えた鍛冶師と暫く連絡が取れなくなっていると聞かされる。一行は武器屋の店主に代わって、山の工房へと様子を見にいくことにするのだった。

エピソード2

再度出陣した刀剣男士達は、三日月宗近が消えたと思しき地点で、奇妙な時空の裂け目を発見する。その先はこんのすけも予想がつかないと言うが、数少ない三日月宗近の手がかりを追って時空の裂け目をくぐる。その後、山姥切国広が見慣れぬ山中で一人目を覚ますと、近くから謎のうめき声が聞こえてくるのだった。

エピソード3

うめき声の主は、こんのすけだった。刀剣男士とこんのすけ達は、無事に合流を果たす。こんのすけはデータベースで現在地を探索するが、時間、場所ともに特定できず、全く別の世界にいる可能性もあると予想する。刀剣男士達が、用心しながらも三日月宗近の手がかりを探して辺りの探索を開始すると、奇妙に荒れた雰囲気の山小屋を発見する。

エピソード4

鶴丸国永は、鍛冶場と思しき山小屋の内部で、三日月宗近の着物の切れ端を発見する。刀剣男士が、三日月宗近もここへ来ている可能性が高いことを知って少し安堵していると、そこへグラン達が現れる。グラン達は、目当ての鍛冶職人が不在であることを確認すると、報告の為に町へ戻ろうとする。刀剣男士達も更なる情報収集の為、グランに町までの案内を頼むのだった。

本編 第一話「邂逅」

エピソード1

ル→ルリア

ビィ「うーん!今日もいい天気だなぁ。風が気持ちいいぜ!」

ル「ふふっ、そうですね!空が蒼くて綺麗です。」

旅の途中、グラン達一行はとある島を目指してグランサイファーを進めている。

ル「あとどれくらいでその島に着くんでしょうか?」

ビィ「さっきラカムが、もう少しだって言ってたぜ。な、グラン!」

ビィの言葉に頷き、グランはその視線を艇の進む先の蒼い空へと向ける。

ル「鍛冶職人さんに会うの楽しみですね!」

ビィ「ああ!どんな奴なんだろうな。」

一行は、とても腕が良いと評判の鍛冶職人がいるという噂を聞き、会いに行く途中だった。

ル「いい武器があれば、私達の旅にもきっと役立ちますね。」

ビィ「そうだな。それに、長く使ってる武器の中には痛んできたのもあるし、見てもらったりしたいよな。」

いつものように穏やかな声を交わしながら、グラン達は新しい地へと向かう。


ビィ「よぉし!町に着いたし、早速武器屋に行ってみようぜ!」

ル「そこに鍛冶職人さんがいるんでしょうか?」

ビィ「どうだろうなぁ……
でも、噂になってた出来のいい武器はこの町の店で買えるって話だったから、行ってみればわかるだろ!」


ル「あ、ビィさん!見て下さい、あそこのお店じゃないですか?」

ビィ「どれどれ?
……なんか地味そうだけど、とりあえず行ってみようぜ!」

ル「はーい!」


ル「こんにちは!
……あれ?お店の人はいないみたいですね。」

ビィ「う~ん、こりゃあ武器屋ってより金物屋って感じだな。」

ル「小さな町ですからね。色んな物が売ってた方が便利なのかもしれません。」

ビィ「ふ~ん。まぁ、そういうもんか。」

店主「いらっしゃい!すまないね、ちょっと席を外してて……
おや、お客さん達、見ない顔だね。外の人かい?」

ル「はい!私達、旅の途中なんです。」

ビィ「オイラ達、騎空士なんだぜ!」

店主「へぇ、若いのに大したもんだ。でもちょっとタイミングが悪かったなぁ。
お客さん達のおめがねにかなうような品は今はないかもしれないよ。」

ビィ「へ?そりゃ、どういうことだ?」

店主「騎空士さんってことは見たいのは武器だろう?」

ビィ「ああ、そりゃまあ武器を見せてもらえると嬉しいな。」

店主「今ちょっと、武器やなんかの類は品薄でねぇ。見ての通り、日用品ばっかりなんだよ。」

ル「えっと、でも私達が聞いた噂だと……」

店主「噂?」

ビィ「オイラ達、この島に腕のいい鍛冶職人がいるって聞いて来たんだけどよぉ……」

店主「ああ、そのことか。いるにはいるんだが、今ちょっと困ったことになっててなぁ。」

ル「え?どうかしたんですか?」

店主「あんた達が言ってるその鍛冶職人だが今、状況がわからなくて困ってるんだよ。」

ビィ「そいつぁ、どういうことだ?」

店主「あの人はこの町じゃなく、山の方に工房を持っててそこに住んでるんだ。
それで、十日に一度くらいのペースで町まで降りてきて、品物のやり取りやなんかをしてるんだが……
それが、ここ半月ぐらい顔を見せてなくてなぁ。」

ル「それは心配ですね……」

店主「ああ。だから、そろそろ様子を見に行こうかと思ってたところなんだ。」

ビィ「うーん、確かに心配だな。」

ル「はい……何かあったんじゃないでしょうか?」

ビィ「そうだ!オイラ達が行って様子を見てくるってのはどうだ?」

店主「何?あんた達が山の工房にか?」

ル「いいですね!私達が、鍛冶職人さんの様子見に行きます。」

店主「俺も店があるから助かるが……いいのかい?」

ビィ「問題ねぇよ!な、グラン!」

選択肢→もちろん

ル「ですよね!私達、元々その鍛冶職人さんに会いたいなって思ってたんです。」

店主「そうかい?それなら助かるよ。」

ビィ「任せとけって!」

こうしてグラン達は店主から道を教えてもらい、山の中にあるという工房を目指すことになった。

エピソード2

和→和泉守兼定
こ→こんのすけ
山→山姥切国広
鶴→鶴丸国永
骨→骨喰藤四郎

和「さて……この辺りだったな。
こんのすけ。」

こ「はい、もう探しています。」

山姥切国広を加えて再度出陣した刀剣男士達は、三日月宗近が消えた地点へ戻っていた。

陸「何か見つかるとええがのう。」

山「これまで二度の反応は同じ場所で観測されている。」

鶴「俺達が出陣する前と、三日月が消えた時だな。」

山「ああ。だからまたここで異変がおきる可能性が高いと主が言っていた。」

鶴「他に手がかりもないんだ。この辺りを探るのが得策だろう。」

こ「あっ!!」

骨「見つけたのか?」

こ「わずかですが、異質な反応です!北西にまっすぐ!」

和「よし、行くぞ。何があるかわからねえ。用心しろ。」

陸「おまんに言われんでもわーっちゅう。」


鶴「こりゃ驚いたな。」

ーー……

和「これが……」

こ「はい。反応の元はこれです。
おそらく、時間遡行軍の出現の際に現れる時空の歪みと似た類のものかと。」

骨「しかし、気配も様子も違う。」

こ「はい……ですので、この先がどこに通じているのか、何が起こるのか、全く予想はできません。」

陸「未知の危険が待ちゆうっちゅーわけじゃな。」

山「だが、三日月への手がかりはこれだけだ。」

和「それなら、迷う理由は何もねえな。」

骨「ああ。」

陸「当然じゃな。」

鶴「決まりか。とは言え……このままじゃ少し狭いな。」

和「……どいてくれ。
そらよっ!」

陸「おーおー
随分と乱暴なやり方じゃが……広がったな。」

骨「これなら通れる。」

和「よし。行くぞ!」


山「う……ん……?
っ……俺は、何を……?」

目を開けた山姥切国広は、軽い眩暈を感じながら辺りを見回す。

山「……ここはどこだ?俺達は三日月を探しに来て……
っ!他の皆はどこに……っ!?」

???「むぐうぅ~……」

山「なっ!?なんだ今の声はっ!?」

エピソード3

山→山姥切国広
こ→こんのすけ
陸→陸奥守吉行
和→和泉守兼定
鶴→鶴丸国永
骨→骨喰藤四郎

???「ふぎゅうぅぅ~」

山「どこから……っ!?」

くぐもったうめき声を耳にした山姥切国広は、刀の柄に手をあてて腰を浮かせる。

???「ふぎゃっ!」

山「なんだっ!?」

こ「痛いじゃないですか!山姥切さん!」

山「お前、なん……っ、どこから!?」

こ「山姥切さんが僕をつぶしてたんですよ!」

山「す、すまない。」

こ「まったくもう……」

山「それはそうと、他の皆はどこだ!?」

こ「お待ちください。探してみます。」


陸「これでとりあえず全員集合か。」

他の面々もどうやら近くにいたようで合流はすぐにかなった。

山「……三日月以外だがな。」

和「まあ、捜索対象が増えなくて何よりだぜ。」

陸「そりゃそうじゃな。」

鶴「しかし、ここはどこだ?これと言って特徴のない山に見えるが。」

骨「さっきまでの場所とは違う……ということはわかる。」

和「こんのすけ。」

こ「それが……」

周りの視線を受けたこんのすけはどこか困ったように首を振る。

こ「この地点を特定することができません。」

陸「なんじゃあ?どういうことじゃ?」

こ「検索は正常に行えているはずなのですが……」

和「じゃあどういうことだ?」

こ「どれだけ検索しても、時間、場所ともに特定できないんです。
下手をすれば、データベースにあるどの時間でも、どの場所でもない可能性があります。」

山「まさか、変えられてしまった歴史なのか?」

こ「いえ。そうであるならば、場所は特定できるはずです。」

陸「んんん?よおわからんのう。じゃあどこなんじゃ?ここは。」

鶴「いつでもなく、どこでもない……言うなれば、別の世界ってところか?」

和「別の世界だって?そんなの、聞いたことがねえぞ。」

鶴「ただの推測だ。あまり深く考えても仕方がないさ。」

山「そうだな。ここがどこであろうと俺達の任務は変わらない。」

和「ああ、そうだな。」

骨「それで?三日月もここに来ているのか?」

こ「それも検索していますが、今のところ反応はありません。」

陸「おらんっちゅうことか?それじゃあ無駄足になるのう……」

和「とは言え、他に手がかりもねえ。もう少しここを調べてみよう。」

山「ああ。俺もそうするべきだと思う。」

骨「賛成だ。」

陸「隊長さんが言うんなら、わしゃそれに従うぜよ?」

和「茶化してる場合か!」

鶴「まあまあ。それじゃあ、行動開始といくか?」

和「ああ。何が起きるかわからない。効率は悪いが、全員一緒に行動するぞ。」


山の中を探索していた刀剣男士達の前に、あまり立派とはいえない小屋が現れる。

山「随分深い山だったが、こんなところに人間が?」

骨「じや、人の気配はないようだ。」

陸「留守か?」

和「いや待て。少し様子がおかしくねえか?」

鶴「……荒れているな。」

山「ああ……何かあったようだ。」

和「悪いが、少し邪魔して調べさせてもらおう。この場所についての手がかりがあるかもしれねえ。」

和泉守兼定の言葉に頷き刀剣男士達は、妙に荒れた山小屋の中へと足を踏み入れた。

エピソード4

陸→陸奥守吉行
和→和泉守兼定
鶴→鶴丸国永
骨→骨喰藤四郎
こ→こんのすけ
山→山姥切国広
ル→ルリア

陸「なあ、ここはもしかして……」

刀剣男士達は、二つあった建物のうち片方を覗き込んで顔を見合わせる。

和「鍛冶場か何かじゃねえか?」

陸「こりゃまた、珍しいもんを見たのう。」

鶴「炉はすっかり冷えているな。火が消えてからそれなりに経っているようだ。」

山「道具がかなり散らばっている。慌てて投げ出したように見えるが……」

鶴「おやおや、こりゃあぐちゃぐちゃだな。」

骨「……鶴丸。何を笑っているんだ?」

鶴「ああ……なんだか不思議な気分だと思ってな。」

骨「不思議?」

鶴「俺もこういう場所で産まれたのかもしれないと思うとな。」

陸「確かにのう。そう考えると、懐かしいような気がせんでもないな。」

和「……待ってくれ。お前らの言うこともわかるが、それにしちゃあちょっとおかしくないか?」

陸「ん?何がじゃ?」

和「ここは確かに鍛冶場みたいだが、良く見ると、道具も何もかも見たことねえ形をしてる。」

こ「ふむふむ……
用途は確かに、鍛冶におけるそれぞれの工程にあてはまると推測できますが、形状や材質は記憶と異なります。」

山「俺達の知るどの時代、どの場所のものでもないってわけか。」

こ「そうなりますね。」

陸「こちゃあ益々、別の世界っちゅー線が強くなってきたのう!」

和「ったく、わからねえことだらけだな。とりあえず、もう少しこの辺りを調べて……」

鶴「おい、これを見てくれ。」

床にちらばった戸板の破片をひっくり返したり持ち上げたりしていた鶴丸国永が不意に声を上げる。

山「鶴丸?どうかしたのか?」

鶴「これだ。」

鶴丸国永が手にしたのは金色の飾りのついた青い布の切れ端だった。

陸「こりゃ……!」

鶴「俺の記憶が確かなら、三日月の着物だな。」

こ「はい。どうやらそのようです。」

山「三日月はここにいたということか。」

和「じゃあ今はどこにいるんだってことになるわけだが……」

陸「三日月もここに来とるっちゅーことがわかっただけでも収穫じゃ。」

山「だが、この小屋の荒れた、破れた三日月の着物……何かあったのは間違いない。」

和「あいつ、無事だろうな……」

骨「三日月は、そう簡単に遅れをとるような奴ではない。」

和「そりゃそうだけどよ。他に何か手がかりになりそうなもんはねえか?」

陸「そうは言うてものう、そもそも荒れ放題やき……」

和「おい、何か蹴ったぞ。」

陸「そりゃあ、こんだけ散らかっちょったら仕方ないじゃろ。」

山「おい、ちょっと待て!これは……!」

骨「折れた刀だ。」

山「っ!?」

鶴「山姥切、落ち着け。……違うだろ?」

山「……ああ、わかっている、これは三日月宗近じゃない。」

山姥切国広は、ゆっくりと息を吐き出す。

和「この鍛冶場で打たれた刀ってとこか。」

陸「どうにも心臓に悪いのう。一体ここで、何があったんじゃ。」

鶴「ここじゃあもうこれ以上の情報は得られそうにないな。」

和「もう一つ建物があったな。念の為、あっちも見て……」

骨「っ……!」

和「骨喰?どうかしたか?」

骨「人間の気配だ。」

和「人間?」


様子をうかがうように外に出た刀剣男士達の前にいくつかの人影が現れる。

ビィ「お、ここじゃねぇか?教えてもらった家って。」

ル「あ、人がいますね。
こんにちはー!」

骨「……ああ。」

山「現地の人間か……?」

ル「あの……ここって鍛冶職人さんのおうちであってるでしょうか?」

ビィ「オイラ達、町の武器屋のおっちゃんに頼まれて様子を見に来たんだけどよぉ。」

和「あー……確かにここはどうやら鍛冶職人が住んでたみたいだがオレ達が来た時には誰もいなかったぜ。」

ル「あれ?じゃああなた達はここの人じゃあないんですか?」

陸「違うぜよ。わしらもさっき来たとこじゃ。」

ビィ「やっぱり留守なのかぁ……鍛冶職人って奴はどこ行っちまったんだ?」

鶴「小屋は無人でオマケに荒れ放題。何かあったらしいが、俺達にもわからん。」

骨「この付近にも、誰かがいる様子はない。」

ル「そうなんですか……
グラン、ビィさん。どうしましょうか?」

ビィ「とにかく、一度町まで戻って報告した方がいいんじゃねぇか?」

ル「そうですね。じゃあ急いで戻って……」

和「ちょっと待ってくれ。近くに町があるのか?」

ル「え?
あ、はい。山を下りたところに小さな町がありますよ。」

山「町があるなら、俺達もそこで情報収集をしたほうがいい。」

陸「そうじゃな。このままじゃ埒があかん。」

ビィ「兄ちゃん達、何か困ってんのか?」

和「あー……実ははぐれた仲間を探しててな。
この辺りには明るくねえんだ。よければ町まで案内してもらってもいいか?」

ビィ「もちろんだぜ!」

ル「はい!一緒に行きましょう!」

こうして一行は、町に向かって山を下り始めるのだった。


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