とっちらかってる

しろねぐの日々を綴る雑記ブログ

退職して初めて確定申告しました

2017年8月24日公開
初めて確定申告してきました。
中途退職して年末の時点で再就職していなかったのと、在職中に苗字が変わったり自分で国民健康保険や年金を納めていた、その他保険や医療費控除・ふるさと納税もやっていたので大混乱!
結局専用ソフトも使わず、簡単にネットで作成&印刷後郵送で終わったのでやり方を紹介します。

 

退職後、確定申告すべき人

まず、大前提として

・年末調整が済んでいない
・年末まで再就職していない

の方は確定申告すると多くの場合、所得税の還付を受けることができます。

用意するもの

・給与所得の源泉徴収票
・生命保険料などの控除証明書(※)
ふるさと納税の証明書(※)
・医療費の領収書(※)
国民年金の証明書(※)
国民保険税納税証明書(※)
・印鑑
・還付金を振り込んでもらう銀行口座の通帳
マイナンバーカードまたは通知カード

など
(※)は手元にある方のみで申告する場合です。

医療費控除の下準備

医療費控除は1年で10万以上医療費がかかった方が対象です(医療費には処方箋でもらう薬代も含まれます)
誰がどこの医療機関にかかり、どれだけの医療費がかかったのかをエクセルにまとめると楽です。税務署に提出する医療費明細一覧はどのような仕様でも大丈夫です。
しかし、国税庁のホームページの確定申告等作成コーナーにある医療費集計フォームをダウンロードして使うと確定申告書作成時に読み込みができ、その時にまとめて印刷できるのでオススメです。

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入力例と同じように年月日、医療費、(補填される金額)、名前と続柄、治療内容、病院などの所属地を入力していきます。
旧姓・新姓混ぜても大丈夫だそうです。ただし、変更が確認できる身分証明書は必要です。

確定申告の作成

 国税庁のホームページから確定申告書等作成コーナーを利用して作成していきます。

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https://www.keisan.nta.go.jp/h28/ta_top.htm#bsctrl

次に書面提出でクリック
→パソコンの環境をきかれるので当てはまるものにチェックし、右下の次へをクリック
所得税コーナーへをクリック
→左の”給与・年金の方”の作成をクリック(わからない場合は右の”左のボタン選択がわからない方”の作成をクリックして質問に答えていけば必要ものを入力出来るようににしてくれます)

次に源泉徴収票を見ながら画面の表示に沿って入力していきます。
そうしたら、所得控除の内容等と表示されるので入力していきます。

医療費控除の入力で”医療費集計フォームに入力したデータを読み込む”とあるので選ぶとファイルを選択になるので上記で入力していたファイルを選択して”医療費集計フォーム読込”をクリックすると読み込ませます。

国民年金国民健康保険については社会保険料控除のところで選択すると入力できます。
他にも生命保険料控除や寄付金控除の入力で証明書を見ながら入力すれば大丈夫です。

該当項目がなければそのままスルーして次へをクリック。
住民税等に関する事項は働いていないので自分で納付を選びます(支払いがあれば後日郵送で納付書が届きます)

あとは氏名、住所、世帯主などを入力し、次へ進んでいきます。
提出先税務署は住所を入力すると表示されると思います。整理番号はわかる方のみ入力なので空欄で構いません。
還付がある場合は受取方法を入力します。

申告書等の印刷で”帳票表示・印刷”をクリックするとPDFファイルで表示されます。
これをすべて印刷し、
源泉徴収票
・本人確認書類(マイナンバーカードや通知カードと身元確認書類の写し)
・証明書
などを添付書類台紙に貼り付けます。
医療費の領収書は明細書の裏綿に貼り付けるか封筒にいれます。

提出

郵送で提出する前に控えなど提出の不要なものを除いて封筒にいれます。提出先は”提出書類等のチェックシート”の右下にあるので切り取って貼り付けます。

身分証明書の写しや源泉徴収票・証明書の原本の添付を確認し、また医療費の領収書も一緒に封筒に入れていきます。

書類が全て揃ったら封筒を郵送します。
※結構重量があるので直接郵便局で料金を確かめた方が早いです。

これで確定申告は終了です!お疲れ様でした。

まとめ

インターネットでパソコンとプリンターがあれば簡単に国税庁のホームページで作成できました。
国民年金などの証明書は結構ギリギリ(2月のイメージ)に届くので届くまで待ってないといけません。
あとは新姓に変わった場合は変更がわかる身分証明書が必要なところですかね…

期限は毎年度、翌年の2月16日から3月15日まで(曜日によって若干ずれることがあります)になります。