国民年金そのまま放置するより免除申請した方が得する話
2017年8月12日公開
国民年金の支払うのは厳しいから…とそのまま放っておいていませんか。
特に失業や退職、所得が著しく減ってしまったとなるとそこまで回らないよ!となると思います。
そんなときは放置せず、免除申請すると滞納になりません。
国民年金の免除申請はそれほど手間でもないのでさくっと申請しちゃいましょう。
申請に必要なもの
・国民年金保険料免除・納付猶予申請書
・国民年金手帳
・雇用保険受給資格証や離職票のコピー
※状況により必要なものが違うことがあるのでご確認を(→日本年金機構)
申請先・相談先
お近くの市区町村の役所・国民年金担当窓口、または日本年金機構(年金事務所)
郵送でも可能です。
相談で電話だとかかりにくかったりするので直接行った方が早いです。
申請のメリット・デメリット
メリット
保険料を一部納付したのと同じ扱いになります。
よって、万が一のときの障害年金や遺族年金などの保障が受けられます。
デメリット
全額払ったよりも将来もらえる分は減額されます。
免除されると将来もらえる年金額は免除期間のみの計算となりますが以下のようになります(全額納めた期間はそのまま満額反映されます)
・全額免除→満額の1/2
・3/4免除→満額の5/8
・半額免除→満額の3/4
・1/4免除→満額の7/8
申請書に書く内容
申請のうえでの注意
年金の年度の区切が一般と異なります。
平成28年度(平成28年7月~平成29年6月)
前年所得は平成27年1~12月分で計算されます。
審査方法と期間
本人、配偶者、世帯主の収入により判断されます。
およそ2~3カ月するとまず結果が郵送で送られてきます。
支払いが必要な場合はその後納付書が送られてきます。
実際の体験談についてはこちらをどうぞ。
まとめ
国民年金を放っておくといざというときに保障が受けられなくなったりと損になります。
2年間遡って申請できますのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。